みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。
本日は個人向け国債の特徴について紹介します。
記事紹介

上記の記事は個人向け国債の特徴や購入時の注意点について紹介されています。今回は個人向け国債の特徴に着目して紹介させて頂きます。
個人向け国債の特徴

上記のサイトは財務省HPより個人向け国債の特徴について説明されています。ぜひ一度ご覧ください。
個人向け国債とは各証券会社や銀行窓口などの金融機関で個人が購入可能な日本国債のことです。無リスク資産として非常に優秀な投資対象となります。
以下、個人向け国債の特徴・メリット・デメリット・活用方法を紹介します。
<個人向け国債の特徴>
- 元本割れしない(元本保障)
- 国(財務省)が発行元のため安全性が非常に高い
- 年率0.05%の金利を最低保証
- 1万円から購入可能(各証券会社や銀行窓口)
- 変動10年・固定5年・固定3年の3種類
- 毎月発行
- 最低1年間は中途換金できない
- 1万円から中途換金可能
<個人向け国債のメリット>
- 元本保障
- 国が発行元のため安全性が非常に高い(無リスク資産として最も安全性が高い)
- 無リスク資産の中で一般的に金利の利率が銀行預金より高い
- 元本保障や購入の金額に上限がない(銀行預金は預金保護による補償が1金融機関につき上限1000万円まで)
個人向け国債の最も大きなメリットは「元本保障」と「安全性の高さ」の二つです。加えて、「銀行預金より高い金利」と「元本保障・購入の金額に上限が無い」点は銀行預金と比べてより優秀で安心・安全な無リスク資産としての特徴であると言えます。
<個人向け国債のデメリット>
- 最低1年間は中途換金できない(流動性の低下)
- 金利の利率が低い(物価上昇率・インフレ率に劣後する可能性が非常に高い)
一方で、デメリットは「最低1年間は中途換金できない」と「金利が低い」の二つです。最も大きな懸念点は最低1年間の中途換金不可による資金拘束と流動性の低下です。ただし、1年経過すれば自由に中途換金ができるため影響は少ないです。また、金利の低さは無リスク資産であれば仕方がないですね。
<個人向け国債の活用方法>
- 無リスク資産としてポートフォリオのバランサーの役割(ポートフォリオのリスクを下げる、リスクオフ)
- 短中期的に必要で使用する目的・時期・金額が明確な資金の用意(子供の教育資金や学費など)
- 余剰資金
個人向け国債の活用方法は一般的に大きく分けて「ポートフォリオのリスクを下げる」と「短中期的に必要な資金の用意」の二つです。また、個人向け国債は補償・購入金額に上限が無いことを踏まえると、「余剰資金の置き場」として非常に有用だと思います。
無リスク資産の選別方法として、個人的には「守るなら債券(個人向け国債)」「使うなら現金」だと考えています。そのため、ポートフォリオのリスク下げる目的や余剰資金の置き場には個人向け国債、日常生活で使用する資金・生活防衛資金・子供の学費などの使う予定の資金には銀行預金が最適です。
ただし、最もシンプルで利用しやすい無リスク資産は銀行預金であり、最も基本的な王道のポートフォリオは「全世界株式+銀行預金」です。銀行預金より少しでも金利による収入を上げたい人、安全性を高めたい人、無リスク資産の金額が多い人は個人向け国債を利用することをおすすめします。
まとめ
本日は個人向け国債の特徴について紹介しました。
個人向け国債は非常に優秀かつ安心・安全な無リスク資産です。
ポートフォリオのリスクを下げる目的や余剰資金の置き場として最適な資産だと考えています。
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