みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。本日は僕が新NISAで全世界株式に投資をする理由を紹介します。
世界に丸ごと分散投資ができる
ここで言う全世界株式とは「時価総額加重平均型の全世界株式インデックス」を意味します。
全世界株式インデックスの代表例では以下の2つが挙げられます
- MSCI ACWI:全世界の中・大型株、約3000銘柄、世界の時価総額の約85%以上をカバー
- FTSE Global All Cap Index:全世界の小・中・大型株、約9000銘柄、世界の時価総額の約98%以上をカバー
どちらも全世界の国と企業に丸ごと分散投資をすることができます。
世界の経済成長と株式は共に上昇し続けてきたため、今後も世界の経済は成長し続けながら全世界株式も長期的に伸び続けることができると考えています。
世界に丸ごと分散投資をして世界の経済成長と株式の上昇という恩恵を受けることができます。
長期的な目標のリターン4%を獲得できる
僕の場合、長期的に平均で実質リターン4%(インフレ込みで6%)を目標としています。
過去のデータを踏まえると、株式のリターンは国によって異なる中で、全世界株式の長期的な平均リターンは約5%です。
つまり、過去を踏まえれば、僕にとって全世界株式は長期的な目標のリターン4%を獲得できる可能性が非常に高いと考えられますし、特定の国や企業に投資対象を狭める必要性はありません。
つまり、余計にリスクを高める必要はないということです。
未来は予測できないし、予測する必要もない
基本的にどの国がどれくらいのリターンを上げるのか未来はわかりません。
もちろん過去のリターンから予想することはできますが、あくまでも予想は予想に過ぎません。
そのため、特定の国に投資をしても期待するリターンが獲得できるとは限りませんし、自分が投資している国だけ低いリターンやマイナスになる可能性もあります。
例えば米国株式に集中投資していた場合、米国だけが長期的な弱気相場や暴落に遭ってしまい、米国以外の国々の株式が上がり続ける可能性もゼロではありません。
しかし、全世界株式の場合、ある特定の国のリターンが低くなっても、他の国のリターンが良ければカバーすることができます。
つまり、全世界株式の場合、国別のリターンに関して、未来は予測できないし、予測する必要もありません。
最も低コストな国内投資信託が登場
今日までに、様々な運用会社によって超低コストで優良なインデックスファンドの投資信託や投資商品が設定されてきました。
その中でも、三菱UFJ国際投信は「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」というコンセプトのもと、emaxis slimシリーズにおいて数々の低コストで優良なインデックスファンドを設定してきました。
僕にとって特に大きな転機だったのが「emaxis slim全世界株式オールカントリー(通称オルカン)」の登場です。
現在、emaxis slim全世界株式オールカントリーの信託報酬は年率0.05775%です。
ちなみにemaxis slim先進国株式の信託報酬は年率0.09889%、emaxis slim米国株式SP500の信託報酬は年率0.09372%です。
emaxis slim全世界株式オールカントリーが最も低コストであることが分かります。
新NISAは長期保有を前提であり、コストが低い投資商品の方がより効率的に資産形成が可能です。
そのため、僕にとって、最も低コストであるemaxis slim全世界株式オールカントリーを選ぶことが最も効率的に資産を増やす方法の一つとなりました。
自信と信頼を持って保有を継続できる
ここまでを踏まえると、長期的に全世界株式は世界の経済成長と共に上昇し続けており、長期的な目標のリターン4%を獲得できる可能性が非常に高いことから、今後も全世界株式は上昇し続けると自信を持つことができています。
また、すでに低コストで優良な全世界株式インデックスに連動した国内投資信託が登場しており、特に低コストな投資商品を開発してくれた三菱UFJ国際投信に対して信頼を持つことができています。
実際、今日まで三菱UFJ国際投信は他の運用会社の信託報酬の引き下げや低コストな運用商品の設定に対抗して、emaxis slimシリーズの信託報酬の引き下げを実施してきました。
そのため、全世界株式に連動したインデックスファンドであり、かつ三菱UFJ国際投信のemaxis slimシリーズである「emaxis slim全世界株式オールカントリー」について、今後も自信と信頼を持って保有を継続できると考えています。
新NISAの非課税メリットを最大活用できる
この「長期で保有を継続できる」ことが、新NISAの投資戦略において最も重要なことになります。
なぜなら新NISAでは一度商品を売却してしまうと非課税枠を消費してしまうため、非課税メリットを受けるためにはまた新たに商品を購入しなければいけません。
そのため、新NISAでは一度購入した商品はできるだけ売却せずに長期で保有し続けることにより、分配金の再投資による課税の繰り延べ効果と併せて、資産を効率的に増やすことが可能です。
つまり、新NISAでは非課税メリットを最大活用するために自分が長期保有できる投資対象を選ぶことが重要です。
まさに僕にとって、全世界株式は新NISAの非課税メリットを最大活用できる投資対象です。
老後資金として最もシンプルで管理しやすい
僕の新NISAの投資目的は2つです
- 自分の老後資金
- 家族への相続(遺産)
僕は将来、自分の老後資金に必要な金額の一部を新NISAから取り崩す予定です。
老後は自分が高齢になって理解力・記憶力・判断力が鈍ったり認知症になる可能性もあります。
その際、インデックスファンド・ETF・個別株を複数保有する場合、管理や売却が煩雑になる可能性があります。
また、特定の国に投資する場合、その国の経済・金融状況に合わせて売り抜ける必要が出てくる可能性もあります。
年金収入に加えて、老後資金として新NISAでは自分と家族の両方にとって全世界株式が最もシンプルで管理しやすいと考えています。
家族に遺して代々引き継いで欲しい
自分が死ぬ時に新NISAの残りの資産は家族に遺して相続する予定です。
また、家族が相続した資産は運用を継続しながら代々引き継いで欲しいと願っています。
なぜなら一族を代々支える経済的な基盤となって欲しいからです。
世の中には理不尽で残酷な現実が多々あります。
事故、事件、病気、天災、その他にも多くの不幸や失敗が起きる可能性があります。
そのような厳しい状況に陥った際に、安定した収入を獲得することができる金融資産を保有することで、経済的な基盤を確保して最低限の文化的で健康な生活を送り、危機を乗り越えることができる環境を遺したいと考えています。
現時点で、自分の寿命を越えて最も長期的に運用を継続できる資産であり、かつ安心して家族に遺すことができる資産は全世界株式だと考えています。
全世界株式は最も無難な投資の最適解の一つ
ここまでの全世界株式の特徴と投資する理由についてまとめます。
- 全世界の国と企業に分散投資ができる
- 世界の経済成長と株式の上昇という恩恵を受けることができる
- 長期的な目標のリターン4%を獲得できる可能性が非常に高い(全世界株式の長期的なリターンは約5%)
- 超低コストの国内投資信託が登場した
- 自信と信頼を持って長期で保有を継続できる
- 新NISAの非課税メリットを最大活用できる
- 老後資金として最もシンプルで管理しやすい
- 安心して家族に遺して代々引き継げる
まさに僕にとって「新NISAの投資目標と目的に最も適合した投資対象」であり、「全世界株式は最も無難な投資の最適解の一つ」であると明言できます。
まとめ
本日は僕が新NISAで全世界株式に投資をする理由について紹介しました。全世界株式は僕が最も自信を持って保有を継続できる投資対象です。みなさんの新NISAの投資対象の選別や投資戦略にとって参考になれば嬉しいです。
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