iDeCoの3つのメリット・デメリット

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みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。

本日はiDeCoの3つのメリット・デメリットを紹介します。

記事紹介

iDeCoの超基本!仕組みと三つのメリット・デメリット。所得控除で減税は◎、60歳まで中途解約不可 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)に新しい波が訪れようとしています。 iDeCoは、老後の資産形成を推進する制度として2002年1月にスタート。はじめは加入対象者が限られていましたが、規制緩和を経て多くの人が利用できる制度になりま…

記事ではiDeCoの基本的な考え方と3つのメリット・デメリットを紹介されています。

iDeCoの3つのメリット・デメリット

まずiDeCoの基本的な考えは「老後のための資産形成支援制度」であり、老後の豊かな生活・ゆとりある生活を実現するために、公的年金による基礎的な収入に加えて、老後の収入源の一つとして自助努力による老後の資産形成・資金作りをすることが目的です。

次に記事で紹介されているiDeCoの3つのメリット・デメリットは以下の通りです。

<メリット>

  1. 所得税・住民税の軽減
  2. 運用益の非課税
  3. 自動引き落としによる資産形成

<デメリット>

  1. 中途解約は原則不可
  2. NISAほど大きな年間投資枠ではない
  3. 口座管理手数料の存在

個人的に最も大きなメリットは所得控除による所得税・住民税の軽減です。運用益の非課税はNISAと同様で素晴らしいですが、受給時に税金がかかることが最大のネックです(ただし控除が利用可能、この点がiDeCoの制度の複雑さと扱いの難しさにつながる)。自動引き落としは強制的にiDeCo口座に拠出が可能であり、一度手続きしてしまえば手間や労力が非常に少なく資産形成が可能となります。

中途解約の原則不可は「老後の年金」の位置付けとして制度設計されているため、本来の目的を考えると当然のことであり仕方がありません。NISAより年間投資枠は少ないですが、生涯の投資上限は設定されていないため、長期的に継続すれば大きな金額に到達することが可能です。口座管理手数料はiDeCo利用者にとっては無駄なコストであり撤廃が望ましいですね。

豊かでゆとりある老後の生活を実現するためには公的年金に加えた老後の収入を確保することが必要です。老後の私的年金作りとしてiDeCoは非常に有用な非課税制度ですが、受給時の課税とそれに伴う控除の利用がiDeCoの制度の複雑さと扱いの難しさにつながってしまっています。

年齢の若い方々は非課税のメリットの最大化や自由度の高さを踏まえるとNISAを優先する方が良いです。一方で、年齢が上がって年収が増えたり老後が近づくにつれて、所得控除という強力なメリットを持つiDeCoの魅力が大きくなっていきます。老後の年金作りの手段として上手に活用したいですね。

まとめ

本日はiDeCoの3つのメリット・デメリットについて紹介しました。

iDeCoは老後の資産形成や年金作りの手段の一つであり、非常に有用な非課税制度です。

メリットとデメリットを把握した上で、豊かな老後やゆとりある老後のために上手に活用したいですね。

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