投資初心者の質問とは?

投資の基本

みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。

本日は投資初心者の方々に多い質問について紹介します。

記事紹介

「どの株を買ったらいいですか」と質問する人は失敗しやすい?投資初心者こそ自分で考える習慣を! | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
筆者も株式投資の世界では多少の知名度があるため、会合などで「株式投資の先生です!」と紹介されることが多いです。 そうすると、特に投資初心者の方から受ける質問で圧倒的に多いのが「どの株を買えば良いですか?」というものです。 最近はNISA…

記事では投資初心者の方々から多く質問を受ける内容、それに対する筆者の意見について紹介されています。

その中でも圧倒的に多い質問は「どの株を買えば良いですか?」とのことです。また、筆者は株式や投資信託に関して銘柄の推奨は行わないそうです。

質問相手が銀行マンや証券マンの場合、「何を買ったら良いか分からないお客さま」がいるなら「自分が売りたい商品」を売ろうと思うはずだと述べています。

また、良心のある営業マンならできる限りお客さまの希望に沿ったものを売ろうと心がけるかもしれませんが、それでも自分が取り扱うことのできるラインアップの中でしか選択することはできません。お客さまの都合ではなく営業マン自身の都合で商品を選ぶという可能性もあります。

つまり、誰かに「どの株を、どの投資信託を買ったら良いか教えて!」と聞く行為は、「自分自身でベストないしベターな選択をすることを放棄する」ことになります。自分自身にとってふさわしくない商品であったとしても、それを自己責任で受け入れなければならないということを意味します。

自分で考える習慣を身につけよう

記事の中でも僕が強く共感した筆者の意見は以下の文章です。

 筆者は、投資初心者の方であっても最低限の知識は必要だと思っています。自分で考え、判断することができるために最低限必要な知識です。

 自分が投資すべき商品は何かを他人に聞くという行為は、厳しい表現をすれば生殺与奪の権利を相手側に渡してしまっていることになります。それでいて、「投資は自己責任」ですから、他人のアドバイスにより投資する商品を決めて、その結果大きな損失を被っても、アドバイスをくれた人に責任転嫁することはできないのです。

 ですから、ぜひとも自分で考える習慣をつけるようにしてください。自分で考えることができれば、自分で決断・実行できますから他人に「どの株を買えば良いですか?」と聞くこともなくなります。

まったくその通りです。投資は自己責任であり、責任を他人に押し付けることはできないし、生殺与奪を他人に渡してはいけないと思います。自分の投資は自己責任の上で思考と決断を下すべきです。そのためには、自分で考える習慣を身につけることが必要です。

ただし、それだけではどうして良いか分からない人も多いと思います。あえて申し上げるなら、僕の個人的な意見は「投資の基本は長期・分散・低コスト」「投資対象の王道は全世界株式「万人におすすめできる投資商品は全世界株式に連動した低コストなインデックスファンド」だと考えています。

長期の資産形成を前提をするならば、全世界株式を投資対象の中軸とした上で、米国株式など特定の国の株式の割合を増やす、高配当投資を併用する、個別株を自分で運用する、債券・金・仮想通貨・コモディティをトッピングすることなどを投資の目的によって検討して頂くことが最も無難だと思います。

誤解の無いように付け加えて申しあげますが、「全世界株式が正解であり、全世界株式に投資をしなければならない」ということでは決してありません。投資の世界に絶対の正解は無いからです。人によっては、そもそも投資をする必要はなく、貯金のみ保有する方が良いケースもあると思います。

繰り返しになりますが、投資で最も重要なことは自分で考えて決断することです。そのために、自分で考える習慣を身につけることが必要です。投資対象、投資商品、投資期間、投資金額、投資の目的と目標、分散、コスト、投資情報の正誤の判断を含めて自分で考えて判断を下すことを意識しましょう。

まとめ

本日は投資初心者の方々に多い質問とそれに対する意見について紹介しました。

投資は自己責任です。責任を他人に押し付けることはできず、生殺与奪を他人に握らせてはいけません。自分の投資は自己責任の上で思考と決断を下すべきです。

投資の世界に絶対の正解はありません。投資で最も重要なことは自分で考えて判断することであり、そのためには自分で考える習慣を身につけることが必要です。常日頃から自分で考えて判断を下すことを意識して、自分で考える習慣を身につけましょう。

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