政治を学ぶ意味はあるのか?

投資の基本

みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。

本日は政治を学ぶ意味について紹介します。

自民党総裁選の投票結果が発表

先日、自民党総裁選の投票が行われ、次の自民党総裁は石破氏という結果になりました。

個人的には、今回の総裁選をきっかけに、経済・金融・財政をはじめとした政策や制度に関して改めて勉強する良い機会を頂きました。

僕は投票をはじめとする政治への参加は国民の責務だと考えています。

一方で、「政治を学んだところで意味なんて無いのではないか?」「どうせ何も変わらないなら投票しても無意味では?」「どうせ無駄な時間と労力じゃないか?」と思うことも多々ありました。

おそらく、同じような考えを持った経験のある方々も多くいらっしゃるのではないかと思います。

そこで今回は、「政治を学ぶ意味はあるのか?」という個人的な疑問に対する僕の意見と結論を当ブログにて紹介します。

政治を学ぶ意味はあるのか

結論「政治を学ぶ意味はある」と僕は考えています。

僕が考える政治を学ぶ意味の基本は「国策に逆らわない制度を上手に利用する大局観を知る」この3つがポイントだと考えています。

日本の現状として以下が挙げられます。

  • 人口減少
  • 経済成長の停滞や低成長
  • 実質賃金の低下や停滞
  • 社会保険料の増大
  • 税金の増大
  • 公的年金の支給金額の減少(所得代替率の低下)と支給開始年齢の延長
  • 終身雇用制度の崩壊と定年の延長

つまり、日本の経済はあまり成長せず、ほとんど給料は上がらず、社会保険料や税金は増えて、雇われる保証は無い中でより長く働かなければならず、年金で貰えるお金は少なくなっているということです。

厳しい状況になりますが、残念ながらこれらのトレンドが急激に大きく変わる可能性は非常に低いと言わざるをえません。つまり、私たちは個々の立場を踏まえた上で、日本の現状を正しく理解して知識を得つつ、様々な制度を上手に利用して臨機応変に対応しなければなりません。

今後、私たちにとって必要な視点は以下の3つです。

  • 長期的な投資や資産形成
  • 副業収入の獲得
  • 転職による給料アップ

「経済の停滞・低成長→給料は増えない、税金と社会保険料は増える、年金の受給金額は減る→自分の力でお金を手に入れる必要がある→長期的な投資や資産形成、副業収入の獲得、転職による給料アップが必要」という大局観を知ることが重要になります。

つまり、経済成長に伴う賃金の上昇、終身雇用を前提としたライフプランの構築、公的年金の受給と銀行預金に依存した老後資金など、これまでと同じような生き方は通用しないあるいは対応しきれない状況に刻一刻と時代が変化していることを意味します。

絶対ではありませんが、「定年まで働いてお金を稼ぎ、退職したら公的年金と退職金と貯金で悠々自適な生活をする」というライフプランで豊かな生活を送ることができる時代はすでに終わりを迎え始めています。私たちの両親や祖父母が生きてきた時代とは大きく異なります。

政府はiDeCoやNISAなどの非課税制度を整備・拡充しました。iDeCoやNISAを利用した長期的な資産形成により、私的年金づくりや老後資金の準備の必要性は今後も高まっていくことが予想されます。「必要なお金は自分の力で何とか準備する」という自助努力が求められています。

長期投資の対象は、全世界株式などの国際分散、米国などの経済・金融・財政政策や過去の株式のリターンが優れている先進国、高い経済成長や株式のリターンが望める新興国が選択肢として挙げられます。王道は全世界株式へのインデックス投資です。

政治を知ること、社会を知ること、制度を知ること。これらを常に学びながら知識を得ることは、変化の激しい時代で厳しい状況を乗り越えなくてはならない私たちにとって、豊かな生活を送るために必要不可欠となりつつあります。

後悔先に立たず。後になって後悔しては遅いです。未来を予測する必要はありませんが、未来に備える必要はあります。そのために「政治を学ぶ意味はある」というのが僕の結論です。

まとめ

本日は政治を学ぶ意味ついて紹介しました。

投票による政治への参加だけでなく、日本の現状を正しく理解することが重要です。

大切なことは政治と社会と制度を知ること。時代の変化や社会の状況に対して臨機応変に対応することが必要ですね。

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