みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。
本日は資産運用会社「バンガード社」とその創業者「ジョン・ボーグル氏」の投資哲学について紹介します。
記事紹介
数年前の記事になりますが、上記の記事ではバンガード社の4つの基本原則に伴う投資哲学、創業者ジョン・ボーグル氏の言葉や考え方、非営利団体ボールヘッズの10の投資哲学などについて紹介されています。
長期の投資や資産形成を成功する上で非常に重要な内容となるため、ぜひ一読してみて下さい。
バンガード社とボーグル氏の投資哲学
バンガード社とは世界最大級の資産運用会社であり、個人投資家に向けて低コストなインデックスファンドなど多くの優良な投資商品を運用しています。
具体的にはVOO、VTI、VTなどがその代表例です。
バンガード社が掲げている投資で成功するための投資哲学には4つの基本原則が存在します。
<バンガードの4つの基本原則>
- 目標:適切で達成可能な目標設定
- 分散:幅広く分散した投資商品への適切な資産配分
- コスト:低コスト商品への投資
- 規律:規律を維持した投資戦略の実行
上記は僕たちのような一般人の個人投資家が長期的な投資や資産形成を成功する上で非常に重要かつ中核となる考え方です。
簡単に具体例を挙げると以下のようになります。
- 目標:70歳で金融資産3000万円
- 分散:全世界株式のインデックスファンド
- コスト:運用コスト0.2%以下
- 規律:20年以上の積立投資と運用の継続、70歳以降は金融資産の4%を定額取り崩し
また、バンガード社の創業者ジョン・ボーグル氏は著書として「航路を守れ(Stay the Course)」を執筆されています。
現実的で合理的な計画を堅持して長期的に投資を継続することの重要性を表しています。
長期の投資や資産形成に対する基本的な考え方を示している言葉と言えますね。
ボーグルヘッズの10の投資哲学
また、ジョン・ボーグル氏の投資哲学に賛同者が集うコミュニティとして非営利団体「ボーグルヘッズ」が各国に多数存在します。
今回はこのボーグルヘッズで公開されており、ジョン・ボーグルの投資哲学に基づく「ボーグルヘッズの10の投資哲学(非米国投資家向け)」を紹介します。
<ボーグルヘッズの10の投資哲学(非米国投資家向け)>
- 実行可能な計画を立てる
- 早くから、かつ定期的に投資する仕組みをつくる
- リスクの取り過ぎや、リスクを取らないことに注意
- 分散
- マーケットタイミングを採らない
- インデックスファンドを活用する
- コストを低く抑える
- 税金を抑える
- シンプルな投資
- 航路を守る
これらはいずれも個人投資家が選択あるいはコントロールが可能なことであり、長期の投資や資産形成を成功するために重要な考え方となります。
詳細は割愛しますが、現在の日本人における投資環境を考慮すると、個人的には「適切な目標に対して収入の一部をリスク許容度の範囲内でタイミングを図らず低コストで広く分散された全世界株式などのインデックスファンドにiDeCoやNISAを活用して長期的に投資すること」と言い換えることができるのではないかと考えています。
逆に言えば、長期の投資や資産形成においてタイミングを図ったり未来を予測する必要は無いということですね。
まとめ
今回はバンガード社とジョン・ボーグル氏の投資哲学について紹介しました。
いずれも長期の投資や資産形成を成功するために必要な考え方です。
みなさんにとって少しでも資産形成の参考になれば嬉しいです。
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