投資をする上で肝に銘じていること

投資の基本

みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。本日は僕が投資をする上で肝に銘じていることをご紹介します。

歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏む

「History doesn’t repeat itself, but it often rhymes.(歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏む)」:アメリカの作家 マーク・トウェイン

「韻を踏む」とは「同じ言葉や似たような発音の言葉を特定の同じ場所で繰り返し使用すること」を意味します。

すなわち、「歴史でまったく同じことが繰り返されることは無いが、似たようなことはよく起きる」という意味です。

過去のデータを踏まえると、歴史的に人類は、恐慌・通貨危機・バブル・戦争・テロ・金融ショックを経験してきました。

そのたびに米国株をはじめとして全世界の株式市場は暴落・暴騰局面や弱気・強気相場を形成しながら長期的に右肩上がりに上昇を続けてきました。

そのため、今後も暴落・暴騰・弱気相場・強気相場は何度も繰り返し起こると言えます。

どんな暴落・弱気相場もいつかは終わりを迎えます。

どんな暴騰や強気相場もいつかは終わりを迎えます。

過度な悲観も、過度な楽観も、どちらもNGです。

常に市場とは冷静で適切な距離感を保つ必要があります。

未来を見通す水晶玉は存在しない

いざ投資を始めてみると、どのような投資手法や投資対象にしても、安値で買って高値で売りたいという欲や自分にはそれが可能だという慢心が出てきます。

しかし、決して未来を予知することはできません。

予想は予想に過ぎませんし、予測は予測に過ぎません。

株価の暴落や弱気相場も同じく予知することはできず、すべてを正確に回避することは不可能です。

いつ、どのタイミングで、どのようなことが、どのくらいの規模で生じるのかについて正確に推し量ることも不可能です。

つまり、「未来を見通す水晶玉は存在しない」ということを意味します。

欲かいたり慢心して市場を出し抜こうとするのは非常に危険です。

思わぬ損失を出して市場から退場したり、株価の上昇を逃してしまうリスクがあります。

そのためには「一度投資したら保有し続ける」「常に市場に居続ける」「不要な売買はしない」ことが重要です。

長期・分散・低コスト

以前にもTwitterやブログでたびたび述べてきましたが、投資の基本は「長期・分散・低コスト」です。

具体的には以下の通りです。

  • 長期:20年以上の運用継続(全世界株式や米国株式における元本割れリスクの消失)
  • 分散:国や企業に広く分散(全世界株式・先進国株式・米国株式)
  • 低コスト:信託報酬、売買・為替手数料(ノーロードで信託報酬0.1%以下の優良な国内投資信託)

これに加えて、積立・分配金・税金を考慮します。

これらはすべて、NISAをはじめとした資産形成におけるポイントです。

だから僕はインデックス投資を選んだ

ここまでをまとめます。

僕が投資をする上で肝に銘じていることは以下の3点です。

  • 歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏む(暴落・暴騰・弱気相場・強気相場は何度も繰り返し起こる)
  • 未来を見通す水晶玉は存在しない(未来は正確に予知できない、暴落・弱気相場を正確に回避することはできない)
  • 長期・分散・低コスト(20年以上の長期、全世界株式・先進国株式・米国株式に広く分散、ノーロードで信託報酬0.1%以下の優良な国内投資信託)

以上に加えて、積立・分配金・税金を考慮した結果、

  • 長期的に株式市場は上昇と下落を繰り返しながら右肩上がりになることを前提にする
  • 未来は予知できないため常に市場に居続けて不要な売買は避ける
  • 運用期間は20年以上の長期
  • 投資対象は全世界株式・先進国株式・米国株式に広く分散 
  • 運用商品は低コストで優良なインデックスファンドの国内投資信託 
  • 給与から余剰資金を最速最短で積立投資に回す 
  • 分配金抑制による税金の繰り延べ効果を利用 
  • iDeCoやNISAなどの非課税制度のフル活用 
  • インデックス投資を地道に非凡に継続する

という投資戦略に至りました。

これが投資初心者や一般人の資産形成において、最も簡単かつ効率的で再現性の高い投資手法だと考えていますし、今後も決して忘れることなく常に守るべき規則・ルールだと位置付けています。

まとめ

本日は僕が投資をする上で肝に銘じていることをご紹介しました。多くの場合、投資で大怪我するときは、欲をかいたり慢心したり自身の能力を勘違いして上記のことを忘れているときだと考えています。常に基本に忠実に、自分の能力とリスク許容度に合った投資を心がけましょう。

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