FIREに必要な金融資産の金額

FIRE

みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。本日はFIREに必要な資産の金額について紹介します。

FIREの種類と必要な金融資産の金額

前々回の記事で紹介したFIREの種類と目指す順番に合わせて、必要な金融資産の金額(目安)を作成しました。

上から順に、必要な金融資産と資産収入が多い順番になっています。

これは、FIREの種類ごとの難易度が必要とされる金融資産と資産収入に大きく左右されると僕は考えているからです。

個人的にFIREは最低でも500万円以上の金融資産が必要だと考えています。

以下、FIREの種類ごとに解説します。

コーストFIREの場合

コーストFIREの場合は資産500〜1000万円が目安です。

最も必要な金融資産が少ないFIREです。

これは年利6%運用を仮定した場合、20年後は元本の3倍、40年後は元本の10倍に資産が増加する計算となるからです。

例えば、500万円なら20年後に1500万円、40年後に5000万円です。

1000万円なら20年後に3000万円、40年後に1億円です。

20〜40代で500〜1000万円の金融資産を築くことができれば、コーストFIRE達成と言って十分だと思います。

リーンFIREの場合

リーンFIREの場合は資産2000〜3000万円が目安です。

最も生活費が少なく、必要な金融資産の金額も比較的少ないFIREです。

インデックス投資や高配当投資で年利4%を想定すると、年間80〜120万円の資産収入が手に入る計算となります。

労働収入が無いため、生活費を切り詰めなくてはなりません。

持ち家か賃貸、質素倹約のレベルにもよりますが、最低限の生活費は何とか賄うことが可能です。

基本的には独身が前提です。夫婦や子供ありの家庭持ちでは困難です。

家族の価値観や生活スタイルを合わせなければならない、養育費を用意しなければならないからです。

バリスタFIREの場合

バリスタFIREの場合は資産3000〜6000万円が目安です。

必要な金融資産が中程度のFIREです。

年利4%であれば年間120〜240万円の資産収入です。

社会保険に加入できて、給料から安定的な労働収入が獲得できます。

そのため、FIREの中で最も安定的で金融資産や資産収入の変動に対応可能なFIREです。

家庭持ち、実現可能な金融資産と資産収入、適度な労働の継続、安定した労働収入の獲得、社会的なつながりの維持、本業の知識・技術・経験・資格・人脈の継続が可能です。

最も多くの人におすすめできて大きな失敗をしないFIREだと考えています。

サイドFIREの場合

サイドFIREの場合は資産3000〜6000万円が目安です。

必要な金融資産が中程度のFIREです。

バリスタFIREと同じく年間120〜240万円の資産収入です。

最も自由なFIREですが、自分の事業でお金を稼いで副業収入を獲得したり、社会保険料を支払わなくてはなりません。

副業収入の大きな伸び代がある一方で、収入が非常に不安定な側面があります。

一発当たれば大きいけど、外したときの失敗リスクも大きいFIREです。

資産収入の変動に対応しにくいFIREでもあります。

ファットFIREの場合

ファットFIREの場合は資産1億円以上が目安です。

最も必要な金融資産額が多いFIREです。

年利4%で年間400万円以上の資産収入です。

労働収入が無いため、生活費すべてを資産収入で賄わなければなりません。

そのため、必要な金融資産に上限はなく、生活費の金額によって決定されます。

保有している金融資産と資産収入が多ければ多いほど、裕福で余裕のある生活が可能です。

年間1000万円の資産収入の場合、金融資産2億5000万円が必要です。

さらに多くの資産収入が必要の場合、5億円、10億円、あるいは何十億円や何百億円という金融資産が必要かもしれません。

まとめ

本日はFIREに必要な資産の金額について、FIREの種類ごとに紹介しました。

自分の入金力、年齢、FIRE達成目標の時期、投資期間、ライフプランなどを考慮して自分にとって最適なFIREを達成したいですね。

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