みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。本日はサイドFIREに必要な要素について紹介します。
サイドFIREに必要な要素は3つ
サイドFIREを達成するために必要な要素は以下の3つです。
サイドFIREを達成するための最低条件とも言えます。
簡単にまとめると、以下のようになります。
- 家計管理:支出をコントロールする能力(収入の範囲内で支出を抑える)
- 金融資産:資産収入の獲得(最低限の生活費を賄える、経済的自由の達成)
- 事業:事業収入の獲得(ゆとりある生活の実現)
達成すべき優先順位と順番は「家計管理>金融資産>事業」だと僕は考えています。
家計管理
最も重要かつ最初に達成しなければならない要素です。
支出をコントロールする能力、収入の範囲内で支出を調節する能力とも言えます。
投資の入金力に直結するため、金融資産を増やすために必要な要素でもあります。
家計管理ができないと、収入の範囲内で生活することができない、支出が安定しない、収入の変化に対応できないなど、様々な弊害が生まれます。
当ブログでも言及してきましたが、資産形成や経済的自由の肝心要は家計管理です。
マネーフォワードなどの家計簿アプリを利用する、自作の家計管理表を利用するなどの方法があります。
僕はエクセルで自作の家計管理を利用しています。
自分好みにカスタムできることがメリットです。
金融資産
次に金融資産です。
これは資産収入を獲得するために必要となります。
サイドFIREの場合、資産収入により最低限の生活費を賄います。
言わば、経済的自由を達成するための手段です。
最低限の生活費を賄うための安定的な資産収入を獲得できないと、経済的自由を達成することができません。
基本的には優良なインデックスファンドや広く分散された株式は、長期的にリターンを獲得し続けることが可能です。
お金がお金を生む状態、自動的にキャッシュフローを生む仕組み、勝手に増え続ける資産を作ることが重要です。
一般的にはインデックス投資や高配当投資により20年ほどの期間をかけて、あるいは入金力の高い人であれば数年間で数千万円規模の金融資産を作ることが可能です。
効率的に資産を増やしたい場合はインデックス投資、安定的な収入を得たい場合は高配当投資が適しています。
インデックス投資の場合、売却は定額、定率、必要に応じて適宜、米国株式の4%ルールなど様々な戦略が存在します。しかし、最終的なリターンや資産額の増減はほとんどが運によって左右されます。
高配当投資の場合、配当金・分配金を受け取るたびに税金がかかるため資金効率が落ちます。また、保有資産の値上がり益が市場そのもののインデックス投資と比べて劣るケースが多いです。
入金力、FIRE達成までの目標期間、効率的な資産形成と安定的な資産収入のどちらを優先するかなどによって、どちらを選択した方が良いか判断が分かれます。
僕は入金力が低いこと、特別な投資の才能が無かったことから資金の効率性を優先してインデックス投資を選びました。
iDeCoや新NISAなどの非課税制度が整備・拡充された現在、多くの人にとっては非課税制度を利用したインデックス投資が最適解になると考えています。
事業
最後に必要な要素が事業です。
自分の事業を作って自分の事業でお金を稼ぐことを意味します。
つまり、事業収入を得るということです。
事業収入はゆとりある生活を実現するためにお金を使用できます。
娯楽、趣味、更なる事業の拡大や事業関連の出費など自由に使用して構いません。
しかし、この事業収入の獲得が一番難しく、現在僕が最も苦悩・試行錯誤している点です。
Twitterやブログを始めてみてわかりましたが、自分の事業を持って収入を得ることは簡単ではありません。
初めの一円を稼ぐことの難しさを痛感しています。
また、安定的に収入を得ることはさらに難しいと予想されます。
給料制の会社員のメリットを改めて確認できます。
また、家庭持ちの場合は家族の社会保険料を支払わなければならないため、人によっては法人化する必要が出てきます。
法人化するためには安定的に利益をあげて、安定的に収入を獲得しなければいけません。
僕はSNS、ブログ、動画配信で事業収入の獲得と法人の設立を目指しています。
これらの内容は参入障壁が低くて誰でも参加が可能な一方で、競争が多くて収益も少ないため、安定して高い利益を獲得することは難しいと感じます。
一般的には、本業から発展・成長した内容を副業としてはじめ、そこから自分の事業として管理・運営していくことが近道だと感じます。
最後に必要なのは覚悟
上記の3つの要素を達成した上で、最後に必要となるのは「サイドFIREをする覚悟」です。
自分の支出は自分で管理する、自分の生活費は自分の資産収入で賄う、自分の仕事は自分で作って自分で稼ぐ。
すべての責任は自分に帰属します。
自分の人生はすべて自分で責任をとるという覚悟です。
ここに家族が含まれた場合、家族を養う覚悟も必要になります。生半可な覚悟ではサイドFIREに踏み切れませんね。
僕はまだこの段階に達していないため詳細はわかりませんが、実際にサイドFIREを実現している人からはこの覚悟を感じることが多いです。
僕がサイドFIREを達成している人に敬意を抱く理由は、長い時間と努力を継続して上記の3つの要素を作ってきたことに加えて、この覚悟の存在を感じるからです。
また、ある種の「割り切り」が必要かもしれません。
まぁ何とかなるだろう、どうにかなるだろうという楽観も少しは必要かもしれませんね。
まとめ
本日はサイドFIREに必要な要素について紹介しました。
サイドFIREに至るまでの道は険しく、決して簡単ではないと実感しています。
しかし、達成できた際は自分の人生を主体的に生きているという強い実感や自由な生活を得ることができるだろうと考えています。
このブログを通して、一人でも多くのサイドFIREを目指す仲間が増えてくれたら嬉しいです。
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