FIREの目指す順番

FIRE

みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。本日は僕が考えるFIREの目指す順番について紹介します。

FIREの目指す順番とは

FIREの種類と目指す順番について以下の図に簡単にまとめました。

上から必要な資産収入と難易度の低い順に並んでいます。

FIREを目指す場合、基本的には上から必要な資産収入が少なくて難易度が低い順にFIREから目指した方が良いと僕は考えています。

そもそもFIREに目指すべき順番は決まっておらず、あくまでも僕の個人的な意見に過ぎません。

しかし、FIREの種類によって特徴が異なり、段階的にステップを踏むことで、支出が最適化しやすくなったり、自分の目指すFIREがより明確かつ安全に達成しやすくなると考えます。

また、必ずしも最後のファットFIREまで到達する必要はなく、自分にとって最も居心地の良いFIREの状態に留まることも方法の一つだと思います。

僕自身、現在の目標のサイドFIREを達成したら、しばらくはサイドFIREの状態を維持し続けたいと考えています。

最も簡単なコーストFIRE

まず初めに目指すべきFIREはコーストFIREです。

例えば、30歳で資産1000万円に到達すると、年利4%で40年間運用できれば資産5000万円弱に到達する計算となります。

運用を継続するだけで老後に必要な資産は準備が完了するため、追加投資せずに労働収入を自由に使用することができます。

これがコーストFIREです。

FIREの中では必要な資産収入が最も少ないため、難易度が最も低いと考えられます。

一方で、労働を継続して行う必要があるため、FIREと言って良いかは疑問が残りますね。

大切なことは、老後資金など自分が将来どのくらいの資産が必要なのかどのくらいの金額の資金が必要なのかどれほどのリターンが必要なのか、それぞれ把握することです。

質素倹約のリーンFIRE

次に目指すFIREはリーンFIREです。

リーンFIREとは質素倹約して支出を最小化した状態のFIREです。

支出が非常に少ないため、資産収入が少なくて済む点が最大のメリットです。

しかし、支出を徹底的に絞ると生活にゆとりが無くなります。

また、家庭持ちの場合は、家族それぞれのライフスタイルや状況に変化に対応しなければならないため、多くの人は無理かもしれません。

リーンFIREは達成可能な状態にありつつも、実際は実現を選択しない人も多いと考えられます。人を選ぶFIREです。

大切なことは、質素倹約して支出を大きく減らすことです。

しかし、むやみやたらに減らすことではありません。

あくまでも支出を最低限にすること、自分にとって居心地の良い生活を見つけること、必要な支出の金額と項目とその優先順位を把握することにあります。

安全なバリスタFIRE

次に目指すバリスタFIRE最も安全なFIREと言えます。

バリスタFIREはパート、アルバイト、時短勤務、勤務回数を減らした労働によるFIREです。

本業で培った知識・経験・技術・実績・資格などが継続して利用できる、時短勤務やフレキシブルな労働が選択できる、雇用機会が多い、就職先の選択肢が多い、給料の場合は収入が安定している、社会保険に加入できるなど、多くのメリットが存在します。

特に家庭持ちの場合、健康保険など社会保険に加入して家族を扶養することができ、収入も安定しているため、第一選択に入るFIREです。

大きな失敗や致命的な失敗が少ないFIREとも言えます。

大切なことは、社会保険や社会保障について知識を得ること、居心地の良い労働の頻度や時間を把握すること、雇用が可能な仕事先を把握することです。

自由なサイドFIRE

最も自由なFIREサイドFIREです。

副業(自分の事業)による労働のため、仕事の内容・頻度・時間・人間関係・場所などを自由に選択できます。

生活リズムと労働を自分で自由に形作ることも可能です。

一方で、副業で安定的に収入することは簡単なことではありません。

また、家庭持ちの場合、家族分の国民健康保険に加入しなくてはなりません。法人化すれば健康保険に加入できますが、法人化も簡単ではありません。

どれだけ安定した収入を獲得できる副業を営めるかでサイドFIREが達成可能か否かが分かれます。

大切なことは、税金や事業について詳しくなること、自分の事業を持って安定した収入を得ること、自分が求める自由な仕事や生活を明確化することです。

悠々自適にファットFIRE

最も難易度が高いFIREファットFIREです。

必要な資産収入が最も多いからです。

すなわち、大きな金融資産を作るために、高い入金力、長い投資期間、高いリターンを獲得しなければなりません。

そのため、多くの場合、高収入の属性、大きな運、長い時間が必要です。

一方で、人によっては自分の事業を持つサイドFIREのほうが大変な場合もあるかと思います。これについては、向き不向きや得意不得意です。

ただし、一般的に必要な時間と資金はファットFIREの方が多く、難易度が高いと考えられます。

ファットFIREに到達した後は、人によって資産を守る投資(資産配分の調節や無リスク資産の増加)、自己実現欲求や他者の幸福の追求、相続を考慮した資産運用などの検討する人が増えてくると思われます。

極端にハイリスクな資産運用や投機をしていなければ、これ以上の資産形成や投資は特に必要ありません。

大切なことは、生活費をゆとりあるレベルで全て賄える資産収入を獲得することです。

バリスタFIREかサイドFIREがおすすめ

僕は個人的に、まずはバリスタFIRE、次にサイドFIREをおすすめします。

特に家庭持ちの人は扶養や収入の安定性の観点から、まずはバリスタFIREの達成可能な状況を目指し、その後もしくは同時並行で副業に取り組むと良いと思います。

僕の場合、すでにバリスタFIREは可能な状況のため、現在はサイドFIREを目指して本業+副業に取り組んでいる最中です。

まとめ

本日は僕が考えるFIREの目指す順番について紹介しました。FIREを目指す人やFIREに興味がある人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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