みなさん、こんにちは。社畜のとんかばです。
本日は下落相場の向き合い方について紹介します。
記事紹介
最近の米国株をはじめとする株式の下落と円高によって、金融資産が減少した人は多いと思います。何を隠そう、僕もその中の一人です。資産が減ることは精神的にダメージを負うことを痛感しています。しかし、投資において下落相場は誰しもが必ず通る道であり、避けて通ることはできません。
今回は上記の複数の記事を参考にして、長期的な資産形成における下落相場の向き合い方について、個人的な考え方や対策を含めて見直しました。詳細については、ぜひ上記の記事もお読み下さい。
下落相場に必要な考え方
下落相場に必要な考え方を以下に挙げます。
- 下落相場は避けられない
- 未来の相場は予測できない
- 下落相場はチャンスであり長期の資産形成の味方
- 最悪の失敗は途中で止めること
- 長期の資産形成が前提であることを忘れない
- 自分のリスク許容度を再確認する良い機会だと捉える
- 心理的に損失の方が利益より大きく感じることを知る
- 同じ金額では利益を獲得するより損失を避ける傾向が強い(損失回避)
投資する上で柱となる考え方は「①下落相場は回避できない②未来は予測できない③長期で継続する」この3つです。
一時的に資産金額は減少しますが、下落相場は資産を安値で購入することが可能なチャンスであり、長期的には資産金額を押し上げるポジティブな要因となります。下落相場はむしろ歓迎すべき局面です。
通常の心理的にはネガティブで大きなストレスですが、下落相場のメリットをしっかりと理解して、冷静かつ論理的な思考を持つ必要があります。
具体的な対策
下落相場に対する具体的な対策は以下の通りです。
- 最大下落を想定して備える(個人的には最大下落率を50%に想定)
- 投資用と生活防衛用の余剰資金を確保する
- リバランスする(資産配分を維持する)
- 無リスク資産の比率を増やす
- 機械的に積立を継続する
- 長期的にリターンが得られる対象に投資する
- 短期投資はしない
- レバレッジ商品や信用取引をしない
- 証券口座の資産金額をチェックしない
- 自分が理解する対象にのみ投資する
まずは自分のリスク許容度をあらかじめ認識しておき、下落に耐えられる規模のリスク資産と無リスク資産の比率を決めておきます。そして、下落相場における投資資金と生活資金を貯金などの無リスク資産で保有しておきます。無リスク資産の比率や金額は個人で考えて決定することが必要です。
超ハイリスクのレバレッジ商品や信用取引、自分が理解できない複雑な商品には投資をしてはいけません。下落相場でリスク許容度を超えた資産の減少が生じたり、予期せぬ心理的なショックにより不安や恐怖から狼狽売りしてしまう危険が高いからです。
あくまでも長期の資産形成が前提です。全世界株式・先進国株式・米国株式など長期的に上昇する広く分散された企業や国々の株式や、長期的に安定して配当金や分配金などのインカムゲインを受け取ることが可能な対象に投資することが基本です。
まとめ
本日は下落相場の向き合い方について紹介しました。
現在はまだごく短期で一時的な下落に過ぎません。長期的な資産形成を前提として、焦らず冷静な思考と対応を心がけたいですね。
みなさんにとって、今後の資産形成の参考にして頂けると嬉しいです。
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